「布団に入ってもなかなか眠れない」「朝すっきり起きられない」。そんなお悩みをお持ちの方は少なくありません。睡眠の質には、体のリズムを調整している自律神経が関係していることがあると言われています。今日は、その仕組みと日常でできる工夫について、やさしくお話ししてみます。
自律神経と睡眠の見方
自律神経には、活動モードの「交感神経」と、リラックスモードの「副交感神経」があります。本来は夜に向けて副交感神経が優位になり、体が休む準備に入っていくと考えられています。ところが、日中の緊張や生活リズムの乱れが続くと、夜になっても切り替えがうまくいかないことがあるようです。
- 就寝前まで気持ちが張りつめている
- 就寝時間や起床時間が日によってバラバラ
- 寝る直前までスマホやパソコンの光を見ている
日常でできる小さな工夫
原因は人それぞれですが、ご家庭で気軽に試せる工夫もあります。無理のない範囲で、できそうなものから取り入れてみてください。
- 起きる時間をなるべく一定にし、朝は日の光を浴びてみる
- 就寝の1〜2時間前は照明を少し落として過ごす
- ぬるめのお湯にゆっくり浸かって体をあたためる
- 寝る前に深い呼吸をくり返し、肩や首の力をそっと抜く
- カフェインやお酒は寝る前に控えめにしてみる
体の緊張をやわらげるという視点
首や肩まわりがこわばっていると、リラックスへの切り替えがしづらいと感じる方もいらっしゃいます。当院では、体の状態を確認しながら、緊張をやわらげて休みやすい状態へ整えるお手伝いができればと考えています。
眠りのお悩みは、生活習慣や体の状態などさまざまな要素が重なって起こることがあります。気になる症状が続く場合は、どうぞお気軽にご相談ください。